ルーシーダットンをするひるり

ルーシーダットン/パステルシャインアート/踊り

日本泳法

レッスンに来て下さる方で、日本泳法をされている方がお二人いらっしゃいます。

先日の大河ドラマ真田丸で日本泳法が少しドラマの中にでていたそうです。他の方がそれを見て知ったと仰っていましたが、日本人でもほとんどの方は知らないのではないでしょうか。

群馬県の桐生で出会った男性が日本泳法、古式泳法ともいいますが、それをやっていると言っているのを聞いたのが私は知った最初でした。桐生も伝統を大事にする土地柄なので、学校教育にそういったものが取り入れられたりしていたそうです。現在はどうなのか知りませんが。

レッスンにきて下さっている方は東京で練習しています。子供の頃から水泳を習い、昔はジャンルは決めず、競技も、シンクロも、日本泳法もいろいろやったそう、いややらされたそう(笑)です。
海での冬稽古。お正月の大磯の海で泳ぎの訓練とか毎年やっていたそう。すごいな~。ウェットスーツとかなしですもんね。水着だけ。小さな頃はプールでも足がつかなくて水の中に沈んで、泣きながら上がってを繰り返していたそうです。だれも大人は手助けしない。
辞めたくて仕方ない時もあったそうですが、中学生になると合宿などでも小さな子をまとめる班長とかを任されて、どんどん抜けられなくなったそう。
でも今でも続けている。指導者になっている。すごいですね。

日本泳法にはいくつもの流派があり、年に2回ほど大会が開かれるそうです。

現在の一般的な水泳の速さや美しさを競う競技ではなく、めいいっぱい早く泳ぐ泳ぎ方、水面を静かにしたまま泳ぐ泳ぎ方、相手に気づかれないように泳ぐ泳ぎ方、それに服を着たまま、ときには甲冑を身につけたまま泳ぐ泳ぎ方、泳ぎながら弓を射る、刀を持つなど流派によっても違いますが、様々な実践的な泳ぎを学ぶそうです。

プールではなく、川や海でやっていたもの、海の波の中での泳ぎ、渦から抜け出す泳ぎ、水中戦のための泳ぎとか、潜水だとか、いろいろだそう。

試験はありますが、日本の剣道や柔道と同じく、この段を取ったら、次の試験を受けられるのは2年後とか5年後とか、日舞とかもそうですね、すぐに上り詰めるということもできないシステムです。

日本の伝統のものは、練っていく時間を必要不可欠に考えているのだと思います。
練られていって出来たものは自分の身になり確かな感覚と育っていくと思います。

東京オリンピックでは、日本泳法を競技ではなく、大会のエキシビジョンの一つとして公開しようと鈴木大地さんなどが動いていらっしゃるそうです。多分ジュニアがやるのではないかと仰っていましたが、私は長年練ってこられたご年配の方のを是非とも見たいし、世界に紹介してほしいと思います。

80代のおじいちゃんが、座禅を組んだまま、深い水底に降りて、しばらくした全く動じず座禅を組んだままふーーーっと上がってこられたりするそうです。

見たい!!!

お金とか名声とか、そんなところは関係なく、ただ練って精進して、そこへ向かっていく。
評価されまいとされようと、それでも自分の中で目指す場所へ向かっていく。

お話しを伺っていて、とても嬉しくなりました。
大切にしたい日本の精神性、伝統だと本当に思います。







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